MUKU-DATA   会水庵

建築とそこで使われている材木、材種、納まり、使われ方、見え方・・
を見るのはライフワークの一つ。

そこに書かれた文字がいくら良くても扁額に使われている材とバランスが良くないと
一気に冷めてしまう。
花器などを敷く敷板も同じように思う事が多々ある。

書や陶磁器の事は詳しくはないが、木の事はある程度知っている。

たまたま見かけた茶室、会水庵、
扁額で使われている材種は良く分からなかったが(古い松材か・・?)
矢羽根模様に斫られ木地と緑青色の文字の色とバランスがいいなぁ・・と
眺めていた。

木地があり、書く人がいて、彫る人がいる。